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2023/08/08

ゼッチ住宅とは?メリット・デメリットを紹介します!

ゼッチ住宅とは、太陽光発電といった省エネ設備によって作り出す電気量が、住宅で使用する電気量を上回る住宅のことで、政府推進の政策です。
政府推進とはいってもゼッチ住宅について詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、ゼッチ住宅のメリットとデメリットについて解説します。

□ゼッチ住宅のメリット

*一年中快適に過ごせる

ゼッチ住宅の断熱効果により冬は暖かく、夏は涼しい空間になります。
したがって、室内ごとの温度差がなくなることでヒートショックを防げます。

*電気再削減

太陽光発電で得られた電力を住宅に活用するため、電気代を節約でき、お財布にも環境にも優しい住宅になっています。
また、余った電力は、蓄電池に蓄え必要な時に電気に変えて使ったり、会社に売れたりできます。

*補助金で建てられる

ゼッチ住宅にするには従来の家よりも断熱設備をはじめとした設備費用が必要になります。
しかし、ゼッチ住宅は環境省・国土交通省・経済産業省の3省が連携して事業を展開、推進しているため補助金を利用することでお得にゼッチ住宅を建てられます。
ただし、補助金を受け取るためには定められた複数の条件を満たし、公募期間のスケジュールに合わせる必要があるので注意が必要です。

□ゼッチ住宅のデメリット

1.使用電力量が賄えないことがある

太陽光発電により家の電気を賄うので電力が余った時は電気代の節約につながりお得ですが、逆に曇りや雨など天気が悪い日は十分な電気を生み出せず、使用電力量が供給量を上回ってしまう可能性もあるため注意が必要です。
また、太陽光パネルを設置することで屋根の景観が失われることも考えられます。

2.一般の住宅よりも費用がかかってしまう

太陽光パネルといった省エネ設備を設置するには、当然初期費用がかかります。
また、壊れた時の修理や定期的にメンテナンスを行う必要があるため、その都度お金がかかってしまいます。
しかし、省エネ設備を付けることで日々の電気代を節約できるので、長期的に見るとコストは回収できるでしょう。

□まとめ

ゼッチ住宅にすることで住宅で消費する電気量を自分で賄えるようになるため、電気代の節約につなげられたり、一年中快適に過ごせるといったメリットが存在します。
一方で、長期的にみるとコストは回収できるものの、太陽光パネルといた省エネ設備を設置するための初期費用がかかってしまうことがデメリットとして挙げられます。

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