注文住宅を建てる際、ちょっとした後悔が起こりやすいのがお風呂です。
お風呂は1日の疲れを取ってくれる場所という方も多くいらっしゃるでしょう。
そのため、快適なお風呂にしたいですよね。
そこで今回は、注文住宅で快適なお風呂をつくるポイントをご紹介します。

□注文住宅で快適なお風呂をつくるポイント

快適なお風呂をつくるためには、「お風呂の位置」と「窓」が特に重要です。
ここでは、北側と南側のお風呂に分けてポイントをご紹介します。

＊北側のお風呂

南側は比較的明るいので、開口を設けて光や風を確保するためにリビングを設ける方が多いです。
そのため、そこまで広さが必要ない水回りを北側にされる方も多いです。

しかし、北側は日当たりが悪いので、お風呂場に湿気をため込んでしまいやすくなります。
そこで、換気が重要となります。
窓を大きくして、少しでも光や風が入るようにしたり、浴室換気扇を24時間稼働したりして空気の道を作りましょう。

＊南側のお風呂

南側にお風呂を配置することで、湿気を溜めにくくカビを防ぎやすくなります。
また、室内で洗濯物を干すという方は南側にお風呂を設置すると、効率良く洗濯物を乾かせます。
洗濯物だけでなく、入浴する際にも明るくなるので、心身をリラックスさせられます。
南側ならではの光を取り入れるために、開口部を大きくしたり、一部をガラス張りにしたりすると良いでしょう。

□お風呂づくりでよくある失敗例

お風呂づくりをする際、できるだけ失敗は避けたいですよね。
そのためには、よくある失敗例を知っておく必要があります。

1つ目は、黒い壁・水栓・カウンターは水アカが目立ちやすいことです。
黒い色はスタイリッシュなデザインによく合いますが、お風呂に取り入れると掃除が大変になってしまいます。
どうしてもシャンプーや洗剤カス、水アカが付きやすいので、黒い色になると余計に汚れが目立ちやすくなります。

2つ目は、バリアフリーのことを考えていなかったことです。
お風呂は将来的なことまで見据えると、バリアフリーの観点を持っておくことは大切です。
手すりを付けたり、段差をなくしたりするなどバリアフリーのことについても考えておくようにしましょう。

□まとめ

今回は快適なお風呂をつくるポイントについてご紹介しました。
快適なお風呂をつくるためには、お風呂場の位置や窓が重要です。
位置によっても注意するべきことが異なるので、それぞれのポイントをチェックしてみてください。