2018/04/20
日本の気候風土×乾燥"天然無垢材"
夢ハウスでは、土台に"樹齢1000年クラスの北米産ヒバの無垢材"を使用しています。
寒い地域で育ったヒバは年輪が詰んでおり(1cmに30以上の年輪)硬いので、強度を要求される土台には最も適しているといえます。
また、ヒバ材には"ヒノキチオール"という成分が多量に含まれており、抗菌効果が高く、腐りにくい樹種です。
これを自社開発木材乾燥機「ドライランバー」(特許取得 特許第3315963)で含水率15%以下まで乾燥させています。
含水率の高い未乾燥材と比べると、含水率20%以下の乾燥材は2.5倍の強度を誇ります。
参考までに、「木材強度と含水率の関係」について簡単に説明します。
木材は乾燥に伴い強度を増します。
下のグラフからもわかるように、含水率10%の木材は含水率40%の木材に対して、曲げ強度、圧縮強度ともに約2倍となります。
乾燥と換気が不十分だと築10年以内でも壁内にカビが繁殖したり、土台や柱に腐食が始まることがあります。
いくら購入時の価格が安くても、何年もしないうちに構造材の手入れが必要となるようでは、かえって不経済な家となります。
新築戸建ての際は高温多湿の気候に合わせた施工が肝心です。