2022/09/29
雪かきしなくていい家にするためにはどうしたらいい?
「毎年雪かきをするのはしんどい」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
そこで、おすすめなのが雪かきをしなくていい無落雪屋根です。
無落雪屋根について知らない方も多いでしょう。
今回は、無落雪屋根をご紹介します。
□無落雪屋根とは?
無落雪屋根とは、自然構造を生かして雪を溶かす屋根です。
寒い冬は、毎日雪が降ることもあるでしょう。
雪が積もると屋根に負担がかかってしまうので、雪かきをする必要があります。
しかし、雪かきは危険です。
そこで、無落雪屋根をおすすめします。
最初にもお伝えしたように、無落雪屋根は、自然構造を利用して自ら雪を溶かし、地面に雪を落としてくれる屋根のことを言います。
名前から、急勾配の屋根のように思えますが、実は違います。
無落雪屋根には、「スノーダクト」と言われる塔が設置されています。
また、屋根には雪止め構造が施されています。
この無落雪屋根は、雪を近くに落とすわけではないので、小さな家でも有効的に利用できます。
さらに、雪を溶かすためのエネルギーはいらないので、光熱費もかかりません。
定期的なメンテナンスは必要ですが、排水溝に異物がないか、錆がないかを確認するだけでいいのであまり負担にはならないでしょう。
□無落雪屋根にする場合のおすすめの屋根材
無落雪屋根に付いてご紹介しましたが、屋根材は何を使用すれば良いのでしょうか。
無落雪屋根に適した素材は、金属です。
金属は組み合わせることで、ほとんど密閉された状態になります。
そのため、雪どけ水や雨水が侵入しにくくなります。
金属屋根材は他の素材と比べて軽いので、構造にかかる負担も軽減されます。
また、昔からある瓦屋根に比べると非常に軽く、建物の重心が低くなるので地震にも強いと言われています。
金属は錆びてしまうのではないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、最近の金属屋根材は防錆加工が施されているものが多いです。
中でも、ガルバリウム鋼板は軽量で耐久性が高く、防錆性も高いので、多くの無落雪屋根で取り入られています。
そのため、屋根材に迷ったらガルバリウム鋼板を検討しましょう。
無落雪屋根は、雪がよく降る地域の安心・安全な生活をするために必要不可欠です。
□まとめ
今回は、無落雪屋根についてご紹介しました。
無落雪屋根について理解していただけたでしょうか。
雪の多い地域の方は、ぜひ検討してみてくださいね。
また、注文住宅をお考えの方は当社までお気軽にご相談ください。