2023/03/15
注文住宅の外壁の種類と選び方についてご紹介します!
外壁は家の雰囲気を大きく左右するので、どのような色・素材にするか迷いますよね。
また、家の雰囲気だけでなく今後のメンテナンスのしやすさにも関わります。
そこで、今回は外壁を選ぶときのポイントや外壁材の種類についてご紹介します。
□外壁を選ぶ際のポイント
1つ目は、デザイン性です。
外壁は家の中でも最も目立つ部分の1つです。
外壁は外観の大部分を占めるので、家の印象に大きく関わります。
そのため、外壁のデザイン性は非常に重要です。
外壁は頻繁に変えられるものではないので、周囲の環境も考慮し、浮きすぎないデザインにしましょう。
2つ目は、機能性です。
外壁の素材は、それぞれ機能性が異なります。
例えば、白い壁は遮熱性が高く、夜は街灯の光を反射するため視認性も高いという特徴があります。
すべての外壁素材に塗料を使用するわけではありませんが、塗料の中には断熱性や遮熱性が備わっているものもあります。
雨が降ると外壁が汚れを洗い流してくれるセルフクリーニング機能のある塗料も存在するので、塗料を選ぶ際に検討してみましょう。
3つ目は、価格や予算です。
外壁の素材を選ぶとき、予算を踏まえて価格の検討をする必要があります。
外壁素材は値段も種類もさまざまなので、目的に合う素材を適切に選びましょう。
□外壁の種類について
・窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜて成型したサイディングです。
76.8パーセントの方が選ぶほどの人気ぶりですが、それには理由があります。
人気の理由は、デザインもカラーバリエーションも豊富であることです。
タイル調や木目調などさまざまな種類があり、機能性も充実しています。
また、施工もメンテナンスも比較的簡単なので初期費用やメンテナンス費用も抑えられやすいという魅力があります。
ただ、水に弱いので10年に1度の塗り替えが必要です。
・金属サイディング
金属サイディングは、金属の板材と断熱効果のある裏打材を合わせて成型した外壁材です。
シンプルでスタイリッシュな外観にしたい方におすすめです。
軽量で住宅に負担をかけないため、耐震性が高いことや、表面が金属の板で重ね合わせるように施工するので水が入りにくく耐水性に優れていることが魅力です。
一方、塗料が劣化すると耐水性が落ち、サビの原因になるので定期的に洗浄することをおすすめします。
□まとめ
外壁材を選ぶ際は、デザイン性や機能性に注目して総合的に見て選ぶようにしましょう。
外壁の種類についても紹介しましたが、紹介した2つ以外にもALCパネルやタイルなどの外壁もあるので、ぜひ見てみてくださいね。
素材によってメンテナンス方法も異なりますが、定期的にメンテナンスをすることで綺麗な状態を長く維持できるでしょう。