2023/07/09
注文住宅のローンはどのように組めばいい?流れを紹介します!
注文住宅で最も大切なのが、資金計画と言われていますが、その際悩むのが住宅ローンの組み方です。
住宅ローンの組む方法としては、土地の費用と建築費を各々でローンを組むか、それら2つを一緒にしてローンを組む方法かの大きく2つに分けられます。
今回は、この2つのローンを組む際の順序について紹介します。
□土地購入費と建築費を別々で住宅ローンを組む時の流れ
土地の費用と建築費を各々で住宅ローンを組むことを「二本立て」または「土地先行融資」と言います。
ここでは、分けてローンを組む際の流れを見ていきましょう。
1.ハウスメーカーと設計計画を立て、土地を探す
ハウスメーカー探しと土地探しは一緒に進めながら行います。
2.住宅ローンの事前審査をして、土地の本審査に進む
設計計画と購入する土地が決まれば、設計計画と土地情報を提出し、住宅ローン全体の事前審査をします。
その後、購入予定の土地だけのローン本審査を行います。
4.土地の売買契約を結んで、土地の引き渡し
購入する土地が決まれば、土地の売買契約を結びます。
そして、土地の代金を支払い後、土地が引き渡されます。
ここで、土地代融資が開始されます。
5.工事請負契約を締結し、住宅の本審査を申し込む
ハウスメーカーと工事請負契約を結び、ローンの本審査を申請します。
6.工事着工
ローン審査が通れば、いよいよ工事に着工します。
7.引き渡しをして建築費融資が始まる
住宅が完成したら、引き渡しが行われます。
この引き渡し日が、住宅ローン融資実行日となります。
□土地購入と建築費をまとめて住宅ローンを組む時の流れ
1.ハウスメーカー探しと土地探しを同時並行で進める
先ほどと同様、ハウスメーカーと土地探しを一緒に行います。
2.購入する土地の費用と建築費用を計算する
立てた資金計画に沿って、土地を購入するのにかかる費用と建築費用を計算します。
3.住宅ローンの事前審査
必要な費用が明確になったら、金融機関に提出し、住宅ローンの事前審査を受けます。
4.土地購入と建築の契約を行う
事前審査が通過したら、土地購入と建物の契約を同時に行います。
5.ローン本審査を受け、着工する
ローンの本審査ができたら、工事を開始します。
6.住宅を引き渡し後、融資実行
住宅の工事が終われば、引き渡し後、その日に融資が全額実行されます。
□まとめ
注文住宅で住宅ローンを組む方は、手続きや支払いの流れをしっかり把握することが大切です。
無理のある資金計画をすると、後々の生活費に負担がかかる場合もあるので、しっかり見極めた上で資金計画を立てるようにしましょう。