2023/07/01
注文住宅を建てるならまず知っておくべき!頭金について解説します!
せっかく注文住宅を建てるなら、理想の家に仕上げたいですよね。
しかし、注文住宅は建売住宅と比較すると高くなる傾向にあり、どのように住宅ローンを組もうか迷う方も多いでしょう。
住宅ローンを組む際、重要なカギを握るのが頭金です。
そこで、今回は頭金について紹介します。
□注文住宅の「頭金」とは?
まずは、頭金についてしっかり理解しておきましょう。
注文住宅を購入する際、頭金や手付金、諸費用などが必要です。
それらは高額なので、自分で準備した資金で不足している分は住宅ローンで賄います。
「頭金」は、自己資金のうち、注文購入資金に充てる部分のことを言います。
住宅購入金額から住宅ローン分を差し引き、残った分が頭金とも言えるでしょう。
頭金が多ければ多いほど、ローンを借り入れる金額が少なくなるので、その後の返済が楽になります。
しかし、頭金がなくても注文住宅を建てることができます。
これについては、次のトピックで紹介します。
□頭金ゼロで家を建てる場合に注意すること
最近では、低金利が続いているため頭金なしで家を購入する人も増えています。
しかし、頭金なしで家を建てるときは、諸費用や調達方法をどうするかをしっかり考える必要があります。
*フルローンとオーバーローンの違い
フルローンとは、家にかかるすべての費用に住宅ローンを利用し、諸費用は自己資金で支払うことをいいます。
一方、オーバーローンは諸費用も一緒にして住宅ローンを組むことです。
一般的には、住宅ローンを組む際、諸費用のほとんどは借り入れることができません。
それは、住宅ローンは土地や建物の担保価値を考えて融資されるので、諸費用分まで融資すると担保価値を超えてしまうからです。
しかし、金融機関によっては諸費用もまとめて住宅ローンを組めるところもあります。
そのため、頭金なしで注文住宅を建てたい方は、そのような金融機関でローンを組みましょう。
*頭金は少ないときは
フルローンやオーバーローンになる際は、返済に無理がないかをしっかりと検討しましょう。
オーバーローンで家を建てても、すぐに家を手放さなければならない状況になっては困りますよね。
また、家を売却しても住宅ローンの残債が残ってしまいます。
そのため、本当に頭金なしでも問題ないかを考慮してローンを組みましょう。
□まとめ
頭金は、できるだけ多めに準備するに越したことはありません。
しかし、注文住宅を建てる際に絶対に必要というものではなく、準備していなくても建てることは可能です。
無理のない範囲内で頭金を用意し、理想とする家を建ててくださいね。