注文住宅を建てようと計画を始めるなら、まずは大まかな流れを知っておく必要があります。
なぜなら、流れを知っておくことで、スムーズに家づくりの計画を進められるからです。
どれくらいの期間がかかるのか、何から始めればいいのかについて見ていきましょう。

□家づくりの期間と流れ

まず、1ヶ月から3ヶ月かけて情報収集と予算決めを行います。
どのような家を建てたいか、具体的な家のイメージを固めましょう。
イメージを固めるためには、ハウスメーカーや工務店が開いている見学会に行ったり、資料請求をしたり、Webサイトを見たりすると良いでしょう。
イメージは具体的であるほどその後の打ち合わせもスムーズに進みます。

イメージを固められたら、どれくらいの予算が必要かを計算しましょう。
住宅の相場を参考にしながら考えると良いでしょう。

次に、3ヶ月から6ヶ月かけてハウスメーカー選び・土地探し・住宅ローンの事前申請を行います。
土地探しは、希望する地域の不動産会社に依頼するのが一般的ですが、ハウスメーカーや工務店によっては土地探しから一緒にしてもらえるところもあります。

住宅ローン申請は、事前申請と本申請があり、ここでは事前申請をします。
住宅会社から出してもらった見積もりを参考に必要な費用を整理して金融機関へ事前申請をします。

そして、2ヶ月から6ヶ月かけて契約・住宅ローン本申請をします。
ハウスメーカーを決めたら、より詳細なプランや建築費用を決めます。
間取りがある程度決まってきたら、住宅ローンの本申請を行いましょう。
これ以降、間取りの大きな変更はできないので、納得できている状態かを検討してから次に進みましょう。

契約が完了したら、建築工事を行います。
工事が始まると近隣の方に騒音や車の出入りで迷惑をかけてしまう可能性があるので、事前に挨拶をしておきましょう。
工事は3ヶ月から6ヶ月ほどかかります。

住宅が完成したら、引き渡し前に内覧と完了検査を行います。
このとき、不具合がないかどうかをしっかりと確認しておきましょう。
大丈夫なら、登記手続きが行われ、物件の引き渡しとなります。
引き渡しが完了したら、好きなタイミングで引っ越しができます。

以上が注文住宅の準備から完成するまでの流れとなります。

□まとめ

これから注文住宅を始める方は、情報収集から始めましょう。
さまざまな事例を見ることで、イメージが固まりやすくなります。
しかし、すべての理想を叶えようとすると予算オーバーにも繋がるので、優先順位もあらかじめ決めておくと良いでしょう。