注文住宅は、自由度が高いため壁紙も自分たちで選ぶ必要があります。
そして、壁紙は部屋の雰囲気を決めると言ってもいいほど重要な要素です。
そのため、迷われる方は多いのではないでしょうか。
今回は、壁紙を後悔せずに選ぶ方法をご紹介します。

□注文住宅の壁紙を後悔せず選ぶ方法

まずは、理想の部屋の雰囲気をイメージしましょう。
部屋のイメージが決まっていないと、家具や床材に合う壁紙を探せません。
部屋ごとにどのような部屋にするのかを考え、イメージしましょう。

家族で落ち着きたい空間にしたいなら、落ち着いたカラーに、集中したいスペースならスタイリッシュな壁紙にするなどライフスタイルに合った壁紙を選びましょう。

次に、家具や床、ドアとの色調を見ましょう。
壁紙に合う家具や床、ドアと合う色を探します。
壁紙だけで選ぶと他の家具や床などと合わず、統一感がない部屋になります。

全体の色は、1部屋あたり3色までに絞るとバランスが取りやすくなります。
4色以上になると個性的な印象になりますが、合わせるのが難しくなります。

壁紙の候補ができたら、機能性で選びましょう。
消臭や耐水、耐火、抗菌などさまざまな機能性があります。
臭いがつきやすいキッチンやトイレには消臭効果のある壁紙を選んだり、お子様やペットが過ごす部屋ならキズ・汚れを防止できる壁紙を選んだりすると良いでしょう。

□壁紙選びの注意点

1つ目は、ライフスタイルの変化に考慮することです。
壁紙を選ぶときに、ライフスタイルの変化について考えておくことで後悔することを防げます。
家族が増えたり子供が成長したりすると部屋の使い方が変わるでしょう。

また、数年後に住み替えすることになった場合、主張が強い壁紙だと売却価格や賃貸価格が下がってしまうことがあります。
そのため、シンプルだけど少しこだわりをプラスし、バランスを保った配色を意識しましょう。

2つ目は、流行色に注意することです。
最近はくすみ系のニュアンスカラーやペールカラーが人気です。
しかし、流行色は5年、10年経つと時代遅れの印象になる可能性もあります。
そのため、流行にはあまりとらわれすぎず、本当に気に入る色を選ぶことをおすすめします。

□まとめ

壁紙選びは、まだ家が建っていない段階で決めたり、小さなサンプルをもとに決めたりするので悩みがちです。
よく分からないからと考えすぎずに壁紙を決めると、家を建ててから後悔することに繋がります。
そのため、しっかりとイメージした上で壁紙を選ぶようにしましょう。